弊社の新築物件を内覧したお客様が「このような家を自分の土地に建てたい!」との事で、建物の請負契約を頂きました。親から譲り受けたご自慢のハーレーを見ながら「シャッター付のハーレー専用車庫を作りたい。スペースは斜めに置くのでサイズはこの寸法で!」とのご要望を受けていざ建築へ。
私は思いれもあるお客様だったので、毎日写真を撮って建築の経過を写真に収めました。建築最終工程である事に気づきました。「あれっ、これハーレー入らんのでは?」慌てて寸法を確認したところ、まさかの入らない事が確定しました。お客様に恐々と報告しましたが「そんな事はない。絶対に入る!」というので実際に入れてみると、やっぱりシャッターが閉まらないではありませんか。
お客様も自分で寸法を伝えていた事もあって、怒る様子ではなかったですが建物完成間近で目的が達成が出来ないという事実、今更変更が出来ない事実で頭を抱えていました。私もきちんと確認出来ていなかった事、最後まで責任を持って見届けないといけない事など多くの事が頭をよぎりました。
最終的には建物完成後に車庫を増築してハーレーは入りましたが、私の確認不足から招いたトラブルでしたので、今でもハーレーを見かけると「でかすぎるねん!」とつっこんでいます。