相続物件に関しての査定依頼の連絡を受けました。
その不動産は土地も広く大きな家にお住まいで土地は本人名義で建物は親名義となっている物件で、少々ご兄弟と売却の件で険悪な雰囲気になっているとのことでした。
お住まいのご相談相手はお歳もそこそこで足も悪く、二日毎に透析治療をされているという状況で、家の掃除も行き渡らない状態で、庭には雑草が多く茂っておりました。
ご兄弟でのやり取りも常に喧嘩状態になるとのことでしたので、私が間を取り持ってお話させていただくことにしました。
建物の相続登記も無事完了し、家の売却への話もスムーズに進みましたが、前道が私道で有った為、掘削の話や境界線の問題でも少々周囲との取り纏めに時間がかかりました。
次の行き先の問題など順序立ててお引越しの段取り予定も余裕をもって日程を調整させていただき、お体の具合など気にしながら進めて参りました。
引っ越しも無事終わり取引も完了したときに、売主様から『●●さんに任せて良かった、本当に有難う』と仰っていただきました。これが何よりもうれしい言葉です。